緑の西が丘、天皇杯開幕。【東京ヴェルディvsザスパクサツ群馬】天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 2回戦@味の素フィールド西が丘 2023年6月7日

1.はじめに 

 今年も天皇杯の季節がやってきました。普段のリーグ戦とは違い、負けたら終わりの一発勝。熱い戦いが開幕です。

 天皇杯の醍醐味といえば、社会人チームや大学サッカー部のジャイアントキリングやリーグ戦では出番が少ない選手の出場、カテゴリーの違うチーム同士の戦いなど、いろいろあります。

 勝つことでしか先に進むことのできない、このトーナメント形式の戦いは毎回話題に事欠かすことがありません。今年は同のようなドラマがあるのか、ヴェルディはどこまで高みを目指すことができるのか。

 注目の初戦の相手は、リーグ戦で調子のいいザスパクサツ群馬。J2のチームとの対戦ということで、あまり新鮮な感じはしませんが、しっかりと勝利したいところです。

 この日は、平日水曜の開催ということもあり、例によって前半途中から参戦しました。最寄り駅の本蓮沼から歩いて味の素フィールド西が丘(以下、西が丘)を目指していくと、徐々にサポータの声が聞こえてきます。

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 西が丘といえばやっぱこれ!

 圧倒的な、ピッチの近さは普段味の素スタジアムで見ている身としては段違いです。ゴール裏の応援がある中でも。選手の掛け声などがよく聞こえてくる来るくらい近い。今回はリーグ戦ではないので、バックスタンド側にはスポンサー看板などはなく、より見やすさを感じました。

2.試合について

 この日、また新たなヒーローが誕生しました。

 インドネシアの英雄と呼ばれる男の名は「プラタマ・アルハン」

 これまで、公式戦の出場は作戦のリーグ戦1試合の45分間のみ。インドネシア代表に召集され、活躍していることは知っていましたが、正直どれくらいヴェルディで活躍できるのか、試合開始までは未知数な印象でした。

 結論から言うと、MVP級の活躍で、アルハンのプレーが大好きになりました。多くの観客が声をあげたであろうロングスローは今まで見たプロの試合の中でも桁違いの飛距離と精度、勢いがありました。実際にそのロングスローで相手のオウンゴール(ほぼほぼアルハンのゴールといってもいいのかもしれません)を誘発しチームの逆転勝利へと導きました。

 冗談抜きに、アルハンのロングスローはそれだけでお金をとれるくらいの素晴らしさがあると思います。相手ペナルティエリア付近からのロングスローはもはやフリークック。手で投げたとは思えないような勢いと弾道で相手ゴールへと飛んでいきます。

 試合終わってからその日のうちはずっそアルハンのこと考えていたくらい、印象的でした。

 もちろんロングスロー以外にも、守備はある程度安定していたと思いますし、攻撃面もドリブルで相手を抜き去り、クロスも精度よくあげていました。特に、相手のマークの付いた難しい状況でもクロスをがけることができるのは、リーグ戦のヴェルディではあまり見られない、強みになるのではないでしょうか。

 試合はというと、2-1でヴェルディの逆転勝利。

 先制されると勝てない、という今シーズンのジンクスを吹っ飛ばす素晴らしい勝利でした。

3.今日の一枚

 今回はカメラを忘れてしまったので、スマホ写真からの一枚

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 コーナーキックを蹴るアルハン。キック精度の高さ、ロングスローをリーグ戦でも活かしてほしいところです。

Semoga berhasil, Aruhan!

4.最後に

 久々のホーム勝利(一応ホーム扱いですよね?)でした。先制されると勝てないというジンクスも払しょくし、次のリーグ戦に向けて勢いのついた試合でもあったのではないでしょうか。

 次回の3回戦はというと、12年ぶりの東京ダービー。個人的には最後のダービーは見ていなくて、小学生くらいの時に親や友達と見に行ったなくらいの記憶です。(森本とかがいたころのような気がします、2005年かな)

 とにかく、絶対に負けられない一戦になると思います。この日は、有給消化して万全の状態で挑みます。

Terima kasih telah melihat blog saya

それでは。

 

 アルハンのロングスローは是非見てください。


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