アイ アム エンターテイナー【東京ヴェルディvsジェフユナイテッド市原・千葉】2023年J2リーグ第39節@味の素スタジアム(Ajinomoto Stadium)

1.はじめに

ヒーローは遅れてやってくるもの。

 

早急に現れてちゃちゃっと解決してくれよとも思いますが、、

 

毎回ことが起きたそばから、即解決なんて物語は面白味がないですよね。

 

いや、面白いかもしれないけど。

 

危機的状況を乗り越えてこそ、物語はおもしろくなるんだと思います。

 

この日、目の当たりにしたのはまさに最高のエンターテイメントでした。

 

 

2.試合について

結果から言うと、0-2と厳しい状況からの逆転。

3-2で勝利。

ここからは、試合当日の写真を交えながら振り返っていきます。

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序盤は一進一退の攻防というか、どちらかといえばヴェルディの方がシュートが多くこちら側のペースだったと思います。

 

しかし、先制したのは千葉。

19分、右サイドに展開したボールをドゥドゥ選手が受け、ペナルティーエリア付近までドリブル。加藤蓮がカバーに行きますが交わされ振り向きざまにシュート。

山なりのボールはマテウスの頭上を超えてそのままゴールへ。

 

さらに22分、スローインの回収ミスをドゥドゥ選手がすかさず拾いシュート、林の足にわずかに当たりリフレクションした形でゴールへ。マテウスが触わったものの軌道は変わらず失点。

 

わずか3分の間に2失点と危機的状況に。

 

55分には谷口がペナルティーエリア内で倒してしまいPKを与えてしまいます。

 

3失点目となればかなり苦しくなりますが、ここは守護神マテウスが凌ぎ切ります。

 

ここからヴェルディの反撃。

 

79分、中原のクロスに長谷川が頭で合わせて1点を返します。

 

その後、攻めはしますがなかなかゴールを奪えない時間が続き迎えた90分。

 

中原のクロスを長谷川が折り返し、最後は染野が体で押し込みゴール。

 

これで終わらないヴェルディはその2分後。

 

中原が右サイドから放り込んだグラウンダーのボールは誰にも触れられることなくゴールへ。

 

ヴェルディが逆転します。

 


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3.今日の1枚

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今日の一枚は同点ゴールが決まった90分のシーン。

 

ゴールが決まった瞬間、会場のボルテージが一気に上がったのは言わずもがなですが、その後のカモンヴェルディが本当に印象的でした。

 

カモンヴェルディのときにやる手招きみたいなポーズがあるじゃないですか。

 

普段ゴール裏席の左端近くで見ています。

どちらかと言うと座ったままで軽く手拍子しながらゆったりと観戦している方が多いエリアなんですけど、この瞬間はみんな総立ちで周りのほぼ全員が(そのように見えただけかもしれませんが、、)声で、体で、ゴールを呼び込んでいました。

 

その2分後、中原が放り込んだ一発は誰にも触れることなくゴールはと吸い込まれた。

 

2018年のプレーオフじゃないですど、会場の雰囲気がゴールに繋がった瞬間のように思えましたね。

 

横浜FC戦のカモンヴェルディも印象深い。

 

YouTubeで何度も見てしまいます。

 


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4.さいごに

 

あんな劇的勝利をしておいて順位が下がるってどう言うことですか。

まあ、次の相手はその磐田なので勝てば問題ないですけど。

 

ラスト3試合を前にして町田の昇格が決まり、残りの自動昇格枠は清水、磐田、ヴェルディの3チームまで絞られました。

 

15年間願ったJ1昇格はあと2ポイント先にあります。

 

とにかく応援しましょう。

現地でもDAZNでも、予定があっても思いは現地に向けて。

 

最高のエンターテイメントは与えられるのではなく、自分たちで作り出してこそなんだと、今回の一戦で感じました。

 

諦めてしまいそうな逆境も跳ね返せるような物語をみんなで作りたいです。

 

私もみんなもヴェルディに関わる全ての人がエンターテイナー。

 

2023シーズンという物語の行く末はいかに。

 

 

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